2008年06月17日

椎名誠『トンカチからの伝言』(文藝春秋)(読書日記)

トンカチからの伝言
トンカチからの伝言

 これが「新宿赤マント」シリーズ最新刊。ちょっと前に、『玉ねぎフライパン作戦』も読んだ(こちらは『夕刊フジ』連載のもの)。
 椎名誠作品はこのブログでも過去にいくつか書いたと思うが、出ている本の90%は読んでいる。面白いから。
 さてこの『トンカチ』をわざわざブログにしたのは、椎名氏も私と同じよーな嫌な体験をしたんだなーという文章があったから。
 この文章の内容を思い出すだけでも昔の怒りが甦るんですが(笑)、敢えて書きましょう。
 何かと言うと、椎名氏が仲間と一緒に夢の島の先っちょの若洲(という埋立地がある)でキャンプをした。
 その途中、夢の島のある空き地で三角ベースをしていた。
 ところが、いきなり東京都職員に怒鳴りつけられ、問答無用で追い払われた、というのである。
 禁止とも書かれていないし、ただ、「同じことをする人が出ると我々が困るから」という理由である。
 夢の島の空き地で東京都民10人を含むグループが楽しく三角ベースをしていて、どうして都の職員が、自分の土地でもないのにそれをやめさせるのか。
 その空き地というのは「夢の島熱帯植物館」の隣で、怒鳴りつけてきたのは、その館長である。
 「隣にある植物園の館長」
としか書いてないけど(でも、わかったってことは流石に椎名氏もカチンと来て身分を問い質したんだろうねえ)、夢の島って書いてありゃ1つしかないもんね(笑)。微妙にぼかしたつもりでも全然ぼかしになってないよ椎名氏(笑)。まあぼかす気もなくて当然の仕打ちだからOKだよ。
 もう一度書く。「夢の島熱帯植物館」。(笑)
 この「夢の島熱帯植物館」の、2006年か2007年の館長が、自分の土地でもなく禁止でもないのに、ただ邪魔だから「どけ」と怒鳴ったわけですね。
 私も、ここの職員には、業者(コンペで勝ってイベントを納入する)をやっていた頃、1年近く、泣かされたねえ。
 だって要求が理不尽なんだもん。予算はないけど一流の監修者を連れて来いとか、公共の施設だから特定の企業の名前は出すなとか(名前を出さずに協力してくれる企業なんてあるわけないだろ。だから大変でした)、5枚以上のコピーは禁止だから何もないところをえんえん炎天下歩いて駅前のコンビニまで行けとか、こう書いていると全然迫力ないけど、とにかく、基準がおかしいというか公務員は頭がおかしいのね(笑)。正確にはここは「財団法人東京都公園協会」という、都が運営する公園(砧公園とか浜離宮とかもね)の管理運営をする集団の持ち物なので、お役所ではないが公務員扱いである。
 このブログにも書いたことがあるけど、結局、そんなことやってたらどうにもならないってわかったらしく、数年前からはバンバン企業名とか特定の団体の名前を出して協力してもらって、自分たちでイベントの企画と運営をやってました。ざまあみろ。あの、無辜の業者を苦しめた「公共の施設」のタテマエは何処へ行ったんでしょうねえ?
 ちなみに、職員用冷蔵庫には、赤白のワインと日本酒とつまみが入ってたよ(目撃した)。で、彼らが残業代つけて宴会やってるんだって、当時の私の上司が言ってたなあ。
 (っていうのは、「仕事上で得た情報の漏洩」にあたるのかもしれないけど…漏洩しちゃいけないのは、あいつらのためじゃなく自分のいた会社のためだと思ってる。でもその会社、私が辞めた数年後、つぶれました。こんな仕事してたんじゃつぶれるよなぁ。)
posted by 高野正宗 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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