2005年11月29日

夕暮れのトカレフ(無理矢理何となくコラム)

 「修理」で思い出した。
 1月の個展でお会いした方々の中には私の下らない話を聞かされた方もいらっしゃると思うのですが(その節は大変失礼致しました)。
 ここ数年で一番「修理」らしいことといえば、ビデオデッキ。
 といっても、何かすごい電子なことをしたわけではなく、単に、テープが絡まったので、何とかしてテープを取り出そうとしただけ(笑)

 どうして自分でやらねばならなかったかって?
 そりゃ、ブツがレンタルビデオだから、頭の中を駆け巡ったのは「延滞料」「延滞料」「延滞料」…
 しかも、某特撮では!(笑)子供もいないのに!!(いるフリしようかとマジで考えたけど)
 いやー、あの時は…
 「エ●ビデオを見ている最中にビデオデッキが壊れた男の人の気持ち」
が本当によくわかりました(笑)必死に、デッキ自体はどうなろうと、テープだけは取り出すだろうな(笑)
 まあどんなビデオであれ、多分、絡まったテープ外しぐらい、やったことのある人は多いでしょう。(昔はカセットテープなんかも絡んで駄目にして泣いたなあ)
 で。
 帰宅して見始めて、何と最初のテープが絡まったんですよ。
 当然、もう修理窓口なんてやってない時間。ダメモトで電話してみても留守電応答。あああああああああああ。明日修理に出しても何日かかるんだろう延滞料が延滞料が。
 とにかく開けてみるべ。
 最近の電気製品は作りが薄っぺらい。この、某Fというメーカーのデッキ(仮名:F君)も、指で弾いてみると、紛れもなく空洞なのだ。そもそも、古いビデオテープをDVDに焼くため、つまりHDDデッキに繋ぐためだけに買った再生専用のものである(修理に出す方が高いかもなあ)。
 ネジを全部緩めて、上面を外す。
 パカッ。
 「ありゃ!?」
予想通り、ハコん中に部品がちょこちょことついていて、そこにテープがハマっている。
 つまるところ、「テープからくり箱」ですな。
 構造丸わかり。
 昔は、機械って言えば、メカがギッチリ詰まっていて…というイメージがあったのだが、今のものは、まるっきりトカレフである(そういう例えすな)。(トカレフ:ソ連・ロシアの銃。寒冷地仕様つまり手袋をして扱うことが想定されかつ壊れても修理がしやすい。中身は部品が少なく、外観はグリップが細くトリガーカバーが大きい)
 思えば、20ン年前、実家で初めて買ったビデオデッキは、20万ぐらいした。重くてガッチリしていて、20年壊れなかった。まだ壊れていないのに新しいデッキをもらって2台接続したら、スネたのか、突如、初代デッキが壊れた。
 新しいデッキは、本当に、金属板の中がスカスカの、3万円もしない使い捨てデッキだった。考えてみれば、こんなもんのために、今からすればかなり貴重で多機能な初代デッキを何故スネさせたのか、今でも悔やまれる。
 さて、このF君は、一旦テープのケースから引き出され機械に取り込まれたテープが途中で半分ほどの幅に折れて、途中に引っかかっていた。申し訳ないが、デッキもテープもどうにでもなれと無理矢理その部分を広げてテープを引っ張り出し、飛び出たままのテープはケースの中に巻き取り、一件落着。
 で、F君も蓋をネジで止めて…
 あら?
 小さいバネが1つ余ってる…
 もう面倒臭いやとそれは無視して(おいおい)、再度、そのテープを入れてみたら、デッキは動くしテープも再生できた。アリャリャリャ。デッキは作りが単純なせいかしら。テープも意外と丈夫なんですねえ。
 どうも、この単純なF君は、ちょっとでも斜めにテープを入れると巻き込むらしい。元々テープ自体も、レンタルだし、悪くなっていただろう…ということにしておく。以後、このF君には丁寧にテープを挿入することにしている。多分、今時の使い捨ての安物っていうのは、使う側のちょっとした不器用さ(ちょっとか?)に対する余裕がないんだろうなということがよくわかった(機械のせいか?)。
 バネは、どうもテープを入れる部分の、普段は閉じているフラップの部分の抵抗が軽くなってしまったので、そのへんのものらしいが、問題ないのでそのままだ。持ち主に似て部品が足りないままというのもよかろう(よくない)。
 
 その後、無事、その某特撮を、スペシャルも含めて、7時間一気見した(後日、レンタルで貸出中だった巻も2本見た)。「変身後は早回し」だったので意外に早かった(1回実質23分なので、仮に毎回23分ビッチリ見ても18時間ぐらいである)。
 ちなみに、LotR三部作を全て完全版で見ると11時間。大河ドラマは、実質1回42分×47回として約32時間。何か、細切れの時間ってまとめてみると面白い(そういう本あったな)。

 我が家で修理といえば相方。床の傷も壁の傷も、這い蹲って見事に直す。元々手先は器用らしいのと、妻より家を愛しているせいだ。
 そう、傷をつけるのは常に妻。
 そんな妻の性格の修理には未だ成功していない。
posted by 高野正宗 at 19:06| Comment(4) | TrackBack(0) | 何となくコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自分は修理は苦手です(不器用ですから…)。なおそうとして、かえってとどめをさしてしまったことも幾つか(泣笑)
でも捨てるに捨てられず、部屋には半端に壊れたものがごろごろ転がってます。

そんな自分がこないだまともにやった修理……というか、機械いじりが前に拙宅で書いたPCの復旧。
おそるおそるパソコンのカバーを外し、感じたこと
「デスクトップの中身って……
こんなにガラガラだったのか!」
たぶん色々後付け出来るように余裕を持ってつくってあるんですかね。こんなこと、もはや常識なのかもしれませんが。
Posted by SGA851 at 2005年11月29日 21:28
どうもこんばんは。
ええ、自分で直すかどうかは決断です(笑)
ちょっと前に、コンポのテープデッキが壊れていると書きましたが、これが、相方が直してくれようとして余計に壊してしまったもので、蓋が閉じません(笑)

デスクトップの中身は…ええ、スッカラカンでしょ(笑)
だけど、フタ開けてみないといけないような故障って、滅多にないですよね。普通はアプリケーションの入れ直しとか全体をリカバるとか、内部的なことでしょう。一体どうやって直したのでしょうか、気になります。

私の最初のマシンが相方に売りつけられたタワーで、おまけでついてきたメモリを足すために開けてみて…
唖然。
スッカラカンです。全体の5分の1ぐらいにしか機械が入ってませんでした。
昔主流のデスクトップ、タワーといったタイプは、そのまんま使うだけ、という人には勿体ないんだなあと痛感しました。
ただ、我が家にも1台、古いデスクトップとCRTディスプレイがあり、これは相方の自作で、ドライブはCD-ROMが2つにFDD、MO。こいつにスキャナやらプリンタが繋いであります。但し大変に不調で、うちは3年近く、年賀状以外にプリンタを使ってないし、書類のデータ化も全く進んでいません。ディスプレイだけでも液晶にしようと言ってはいるのですが…

前のノートは、雑誌を引っ掛けてキーボードが1文字剥がれたまま、乗っけて使っていたので大変不便でした。相方が秋葉原の専門店に行っても、1文字だけって売ってなくて、キーボード丸ごとで数千円だったそうです。
このマシンは一度、1年未満でCD-R/DVDドライブが壊れ、DVDだけを読まなくなってしまい、修理に出したところ、その部分のパーツだけを交換して1週間で戻ってきました。
相方曰く、「だって今のパソコンなんてプラモみたいなもんだよ」

妹のパソコンは、結局突然壊れてしまい、新しいパソコンを買ってハードディスク内のデータを全部相方が新しいマシンに移しました。
私の今のマシンも、前のマシンからハードディスクの中身を丸ごと移してもらい、設定もしてもらいました。
ホントに、これ、本当だったら1時間●万円取る仕事だよ、といつも言われます。タダ働きの相方。

詳しい人を身内にするのが一番でございます(笑)
Posted by 高野正宗 at 2005年11月29日 22:07
>今のパソコンなんてプラモみたいなもん
言い得てますね(笑)。
自作マシンの時は、私はきちんと静電気をとばしてというのを知っているし分かっているしなのですが自分がいかにそそうでボケでどんくさいかを自覚しているので、分かっていながらマザボーをダメにしたらどうしよう、で自作には手を出したことありませんが、PCに関してはそれ以外は全部自分でします。

ニフティからかかってきた電話が最低だったことありました。ニフティは家主が使用していて家主宛にかかってきます、それは当然なのですが平日の夕方3時4時に家に居るのが当たり前の様にかかってくるのがまず不思議。
最低だったのは電話かけてきた女性。「何のご用でしょうか?」と訊くと「ネットのことで」と言う。「ネットのことでしたら私が聞きます。」と言うと「旦那様じゃないと分からないですから旦那様にかわって下さい!」
すごい決めつけです(笑)。「我が家はPCの設定、ネット設定、全て、わたくしがしております。夫は全く分かりません!貴方の物言いは大変失礼です!!」と言ってきってやりました。
こんなの雇うくらいなら私雇ってくれーと電話きった後心底思った。
Posted by 佑理 at 2005年11月30日 00:03
こんばんは。
>静電気を飛ばして
私も、初代マシンにオマケのメモリを足す時、電話で相方(当時友人)に指示を仰ぎながらやったのですが、
「静電気が起きないように一応手袋とかした方がいいけどね」
「静電気が起こるとどうなんの」
「イカれる」
…そのまんまやりました。無事です。
>マザボー
妹のマシンは、本人はそんな憶えはないと言ってましたが、ぶつけた痕跡があり、コネクタがマザボの一部ごといかれてしまってまして、一度修理の見積もりを取ったらン万とのことで相方に相談が来ました。マザボやっちゃうとでかいんですね。
結局、希望予算内でいいマシンを購入し、データを移してめでたしめでたし。

>ニフティ
老舗なんだけどどうでしょう。ネット関連、サーバ関連で、まずい人に当たるととことんまずいんでしょうね、きっと。ご愁傷様です。
まあ…会社としては名義の人を出せと言いたいんでしょうが、言い方がまずいのでしょうし、そうだとしても教育がなってませんね。
で、その切ったあと、次の連絡がどんなだったのか気になります。
サポート関連は、本当に人によりますね。
私の使っているプロバイダは、まあ、割と丁寧ですかね…
では。
Posted by 高野正宗 at 2005年11月30日 19:56
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